【4年生部門暗唱文】 The Mean troll ① Once upon a time, there lived a mean Troll, who made everyone pay to cross the bridge. Even children. ② The mean troll was very rich. But he was very lonely, sad and never satisfied with what he had. ③ No treasure in the world could make him happy. ④ He had never been to the other side of the bridge. So he sat and wondered why people paid whatever he asked to cross the bridge. ⑤ One day, he asked a girl and a boy, “Why on earth are you willing to sacrifice so much just to cross the bridge?” ⑥ The boy replied, “Haven’t you heard? Everybody is nice and happy over there. They are happy because they all share and care about each other”. ⑦ He then said, “You should come with us. You don't need all that stuff. With friends, you will have more than enough!” ⑧ The troll couldn’t believe his ears! He smiled joyfully. ⑨ All these years he didn't know that to care only meant to share. “You mean I don’t need to collect objects of silver and gold to be happy?” asked the troll. ⑩ "Love, joy, happiness, and caring, all come from sharing not from things that you collect,” said the little girl. ⑪ “Come with us and you will see that family, friends and sharing is much more important to be happy.” ⑫ Then, they crossed the bridge where they were welcomed and where they lived happily ever after. 【次のページに訳文があります】 【4年生部門暗唱文】-訳文 いじわるなトロール(子鬼) ① むかしむかし、人が橋を渡るたびに子どもにまでもいろいろな物を払わせていた、 いじわるなトロールが住んでいました。 ② いじわるなトロールはとてもお金持ちでした。しかし、とてもこどくで、みじめで自分 がもっている物に一度だって満足したことはありませんでした。 ③ 世界中にあるどんな宝物も、トロールを幸せにできません。 ④ トロールは橋の向こう側へは一度も行ったことがありませんでした。なので、なぜ みんな、トロールの言うことを何でも聞き、橋を渡るのかと座って考えていました。 ⑤ ある日、トロールは女の子と男の子に聞きました。どうしてみんな橋を渡るためだ けにそんな喜んでぎせいをはらうんだい?」 ⑥ 男の子は答えました「聞いたことないの?向こうにいる人はみんなすこやかで幸 せなんだよ。みんな幸せなのは、全員が分かち合い、お互いを思いやっているか らなんだ。」 ⑦ それから男の子は言いました「君もぼくらと来なよ。何も持って行く必要はないよ。 友だちと一緒なんだ、それだけで十分さ!」 ⑧ トロールは自分の耳をうたがいました!かれはうれしそうにほほえみました。 ⑨ 長年、彼は分かち合うことが思いやることだなんて知りませんでした。「ぼくが幸せ になるために、金や銀やできた高価なものを集める必要はないってことかい?」と トロールはたずねました。 ⑩ 「愛、喜び、幸せ、思いやり、全ては分かち合うことで得られるんだ。あなたが集め た物からではなくね。」と小さな女の子は言いました。 ⑪ 「わたしたちと一緒に来たら、幸せになるために、家族や友達や分かち合いがより 大切だってことが分かるわ。」 ⑫ それから彼らは、橋の向こうがわへ渡り、そこでかんげいされ、いつまでも幸せに くらしましたとさ。